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青汁にはβ-カロテン(ビタミンA)がどれだけ含まれているのか、含有量で比較ランキング

β-カロテン(ビタミンA)かぼちゃ、ほうれん草、人参、ブロッコリー

β-カロテン(ビタミンA)は、全身の皮膚や粘膜などの健康を維持する役割があります。野菜ではほうれん草、カボチャ、人参などにβカロティンは含まれています。

今回、β-カロテン(ビタミンA)の意味や効果、青汁にどれだけ含まれているかについてまとめてみました。

各青汁によって含有量が異なります。それぞれのメーカーを比較しながらランキング形式でご紹介します。

 

β-カロテンとは?意味や効果について

まずはβ-カロテン(ビタミンA)の意味や効果について詳しくご紹介します。

ビタミンAの作用、多く含まれている食品、1日に必要なビタミンA摂取量、不足した場合、過剰摂取した場合についてまとめました。

既にご存知の方は下のランキングまで進んでください。

β-カロテンはビタミンAの一つ

ビタミンAには2種類の形があり、その一つがβ-カロテンです。

  1. レチノール:動物性食品に含まれる
  2. β-カロテン:緑黄色野菜に含まれる色素

この2の緑黄色野菜に含まれるのがβ-カロテンです。動物性か植物性かの違いですね。

ビタミンAは脂溶性ですが、体内に蓄積されるため、摂り過ぎによる症状があらわれることがあります。

 

ビタミンAの作用

ビタミンAの作用は、全身や皮膚、目の角膜、粘膜、口腔、気管支、肺、胃腸、膀胱、子宮などの上皮組織に働き、粘膜を健康に保ちます。

目の網膜にあって光の明暗を感じるロドプシンは、ビタミンAとたんぱく質で出来ていて、色を見る力にも関わっています。

ビタミンAを補充することで、発がんを抑制できることがわかっている他、免疫機能の維持、成長の促進、生殖機能の維持、などの重要な働きにも関わっています。

 

ビタミンAが多く含まれる食品

β-カロテン(ビタミンA)かぼちゃ、ほうれん草、人参、ブロッコリー

  • ほうれん草:β-カロテン
  • かぼちゃ:β-カロテン
  • 人参:β-カロテン
  • ブロッコリー:β-カロテン
  • レバー類:レチノール
  • うなぎ:レチノール

動物性か植物性かの違いですが、ビタミンAを多く含む食材です。β-カロテンではほうれん草、人参、かぼちゃ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれているので、不足することなく摂っていきましょう。

 

1日に必要なビタミンA摂取量

ビタミンAの食事摂取基準は、成人男性で550~750μg、成人女性で400~600μgと言われています。

レチノール(動物性)の過剰摂取はやめておきましょう。

 

ビタミンA不足による症状

ビタミンAが不足すると、粘膜が乾燥してかたくなってしまうので、目が乾きやすくなり、肌が乾燥したり、光がまぶしくなったり、暗い所で見づらくなったりなどの症状がでてきます。

また、風邪をひきやすくなったり、消化器系に影響が出て、胃腸が弱り、慢性の下痢に悩まされるなどの症状が挙げられます。

その他にも、髪の毛が抜けやすくなったり、爪がもろくなったりすることがあります。

 

ビタミンAを過剰摂取するとどうなるの?

レチノール(動物性)とβ-カロテン(植物性)は共に体内に貯蔵されるため、毎日摂る必要はありません。

β-カロテンは多量に摂っても肌が黄色っぽくなる程度で重大な弊害はありませんが、レチノールの場合は、過剰症があります。頭痛の原因となったり、吐き気や発疹が起こったり、疲労感に悩まされたりなどの副作用があります。

 

調理と食べ方

ビタミンAは植物性と動物性があるので、色々な採り方ができます。

レチノールは(動物性)は鶏や豚のレバー、鰻からから摂りましょう。レチノールは過剰性も報告されているので、毎日多量に摂るのは避けるようにしましょう。

β-カロテン(植物性)では人参、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリーから摂りましょう。β-カロテンは油と一緒に摂ることで、吸収率がアップすることが報告されているので、緑黄色野菜に調理する際には油を使って炒めたり、揚げるなどですると効果的です。

 

青汁に含まれているβ-カロテンランキング

青汁に含まれているβ-カロテンの含有量をランキング形式でまとめてみました。

β-カロテン(ビタミンA)含有量1位:マイケア「ふるさと青汁」

マイケア「ふるさと青汁」パッケージの栄養成分表示

マイケアの「ふるさと青汁」は明日葉などをミックスした青汁です。葉以外に、次の日にはすぐ生えてくると言われている生命力溢れる茎や根までも含まれています。

その「ふるさと青汁」のパッケージ側面にマグネシウムの栄養成分量も書かれています。

この表示には90g・1箱分の量が書かれているので、1袋3g毎に計算してみました。ビタミンAとβ-カロテンの両方記載されているので、それらを足した分量で表記します。

1袋だけでこだだけの量のβ-カロテン(ビタミンA)を摂れるのは魅力ですね。「ふるさと青汁」の一番の魅力はβ-カロテン(ビタミンA)かもしれません。

 

β-カロテン(ビタミンA)含有量2位:ユニマットリケン「有機栽培の青汁」

ユニマットリケン「有機栽培の青汁」外箱側面の栄養成分表示

ユニマットリケン「有機栽培の青汁」は国産の有機大麦若葉100%の青汁で、個人的にコスパの高い青汁でよく購入し、利用しています。

その「有機栽培の青汁」パッケージの栄養成分にβ-カロテンが書かれていました。

β-カロティン(ビタミンA)と言えば、成人男性:550~750μg、成人女性:400~600μgを1日に必要だと言われています。

そのうち、「有機栽培の青汁」で197.10μgを補えるのはかなり効果的ですね。もし1日2袋飲むとすれば約400μg摂れることになり、成人女性の1日に必要な量の最低限を摂れるというかなり魅力的な青汁です。

 

β-カロテン(ビタミンA)含有量3位:プロスペリティ国産有機青汁「四重奏」

プロスペリティ有機青汁「四重奏」原材料名

プロスペリティの国産有機青汁「四重奏」と言えば、4種類の有機野菜で、それぞれの都道府県の産地まで書かれた安心できる青汁です。

その「四重奏」のパッケージ裏の栄養成分表示を確認してみました。

普段野菜を多く摂ることを意識して、不足分を「四重奏」で補うと171.1μg摂れるのであれば、良いのではと思います。経済的なこともありますが、もし1日2袋飲めれば、より効果的ですね。

 

β-カロテン(ビタミンA)含有量4位:ファンケル「本搾り青汁ベーシック」

ファンケル「本搾り青汁ベーシック」パッケージ側面の栄養成分表示

ファンケル「本搾り青汁ベーシック」は国産ケール100%を中心に、食物繊維やオリゴ糖が入った飲みやすい青汁です。

その「本搾り青汁ベーシック」のパッケージ側面に栄養成分が書かれていました。

あまりにも幅が大きすぎるので、怪しさがありますが、最小の153μgで見ると、他社の青汁と似たような数値になります。

 

β-カロテン(ビタミンA)含有量5位:サンスター健康道場「粉末青汁」

サンスター健康道場「粉末青汁」パッケージ

私のイチオシサンスター健康道場「粉末青汁」は、国産の5種類の野菜だけが入った栄養価の高い青汁です。しかも他社よりも3倍の量が1袋に入っています。

その「粉末青汁」のパッケージ裏にある栄養成分には、残念ながらβカロテンについては表記されていませんでした。

しかし、パンフレットやチラシの1袋に含まれる栄養分の中に「β-カロテン:ピーマン4個分」と書かれていました。

ピーマンは100gあたり、β-カロテンが400μg含まれています。ピーマン1個が26gとすると104μgということになります。

もしかしたら、もう少し量が増えるかもしれませんが、単純計算で算出してみました。大麦若葉も入っている割には、意外と少ないですね。

公式サイト>>サンスターオンラインショッピング

関連サンスター健康道場「粉末青汁」野菜の成分と飲んでみた感想

 

β-カロテン(ビタミンA)含有量6位:三ツ星青汁レストラン 極選青汁

「三ツ星青汁レストラン極選青汁」袋裏に書かれた原材料名

三ツ星青汁レストラン 極選青汁」は色々な野菜や黒糖、抹茶などが入っています。一部有機野菜も含まれています。

「極選青汁」の袋の裏側に栄養成分があり、β-カロテンも表記されています。

これもまた幅が広すぎますね。最小の60μgだとすると、β-カロテンは少ないです。「極選青汁」は一番多く入っている原材料が有機アガベイヌリンなので、野菜の量は元々少ないものと予想されます。

ただ、最高で457μgともなっているので、実際のところはよくわかりません。

 

まとめ

1位 マイケア「ふるさと青汁」 237μg(1袋3gあたり)
2位 ユニマットリケン「有機栽培の青汁」 197.10μg(1袋3gあたり)
3位 プロスペリティ国産有機青汁「四重奏」 171.7μg(1袋3gあたり)
4位 ファンケル「本搾り青汁ベーシック」 153~787μg(1袋4.5gあたり)
5位 サンスター健康道場「粉末青汁」 [104μg(1袋10gあたり)]
6位  三ツ星青汁レストラン「極選青汁」 60~457μg(1袋3gあたり)

β-カロティン(ビタミンA)は1日に成人男性:550~750μg、成人女性:400~600μg必要です。

どれもだいたい100~200μgぐらい摂れることがわかりました。β-カロテンはビタミンAに変わります。基本は食生活で摂ることを意識し、それにプラスアルファで青汁を飲むことで不足を補えます。

青汁は栄養素が豊富なので、一つの栄養素にこだわる必要はありません。全体的にカバーしてれくるので、体を大切にするには効果的なサプリだと思います。

追記:

どうしてもβ-カロテン(ビタミンA)が多い飲み物が必要という方は、伊藤園の「純国産野菜」という野菜ジュースの方が人参を中心に入ってるのでおすすめです。なんと含有量がビタミンAが867~2841μg、β-カロテンが9224~28154μgも入っています。これ1本で1日分を十分にクリアできますね。驚きの量です。

青汁と言えば総合的な栄養バランスですが、ビタミンAやカリウムだけに特化してみると野菜ジュース伊藤園健康体「純国産野菜」が飛びぬけて含まれています。

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