PR 栄養成分で比較ランキング

青汁にはビタミンEがどれだけ含まれているのか、含有量で比較ランキング

ビタミンEが含まれる食品(かぼちゃ・ナッツ類・鮎・ウナギのかば焼き)

ビタミンEと言えば、アーモンドやナッツ、カボチャ、鮎などに多く含まれているビタミンです。ビタミンAとビタミンCと一緒に摂ることが重要。

ビタミンEは若返りや老化防止のビタミンと呼ばれています。アンチエイジングですね。

今回はビタミンEの意味や効果、含まれている食材、不足した場合、過剰摂取した場合や、青汁にはビタミンEがどれだけの量を含んでいるのかについてです。

先に書いておきますが、青汁にはビタミンEの量は元々少ないです。その理由についても書いています。

各青汁のメーカーにより、含有量が異なるので、それぞれを比較してランキングにまとめました。

※最も作用が強いα-トコフェロール量をビタミンEとしています「日本の食事摂取基準(2015年版)」

 

ビタミンEとは?意味や効果について

まずはビタミンEの意味や効果からご紹介します。

既にビタミンEについてご存知の方は、下の青汁に含まれているビタミンEの含有量をランキング形式でまとめているので、スクロールしてください。

ビタミンEとは?

ビタミンEは強力な抗酸化作用を持っているので「若返りのビタミン」や「老化抑制ビタミン」などと呼ばれています。

体を活性酸素(健康な細胞まで老化させるもの)から守り、生活習慣病を予防すると言われています。

 

ビタミンEの作用

  • 若返り(ビタミンC、プロテインと一緒に)
  • 老化予防(ビタミンC、プロテインと一緒に)
  • 動脈硬化を抑制する(ビタミンCと一緒に)
  • 心臓の病気の予防・治療
  • 循環器系の病気の予防・治療
  • 内分泌系の病気の予防・治療
  • ストレスに対する適応能力の向上
  • 月経前症候群(亜鉛、ビタミンB6、γ-リノレン酸と一緒に)
  • 不妊、異常妊娠

空腹時に摂取すると吸収率が良くないので、食事の時に他の栄養素と一緒に摂るのがおすすめです。

食べ物を燃やしてエネルギーを生み出すために酸素は必要なものですが、生体膜や細胞膜の不飽和脂肪酸を酸化させていまいます。酸化すると過酸化脂質に変化するので、細胞を破壊し悪さを引き起こします。

ビタミンEはその細胞膜に待機し、過酸化脂質が出てこないように抑制してくれます。この働きによって、動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳卒中を予防、心臓や脳血管などの生活習慣病を予防してれくます。

 

多く含んでいる食品

ビタミンEが含まれる食品(かぼちゃ・ナッツ類・鮎・ウナギのかば焼き)

  • アーモンド
  • ヘーゼルナッツ
  • うなぎのかば焼き
  • 西洋かぼちゃ
  • あゆ

主な食品としてはナッツ類が有名です。油脂では、ひまわり油、綿実油、サフラワー油、菜種油など。

ただし、一度使った油を長い時間放置しておくと、過酸化脂質ができるので、加熱した油は早く使いきるようにしましょう。

 

ビタミンE不足による症状

ビタミンEは毛細血管の血行をよくします。その為、不足すると血行障害に関係する症状が出やすくなります。例えば、肩こり、頭痛、しもやけ、冷え性など。

また、ホルモンバランスが崩れる時期に起こる更年期障害を悪化させることにも繋がります。その理由は、ビタミンEがホルモンをつくる臓器の働きに関係しているためだと言われています。

その他、過酸化脂質がたんぱく質と結びついて、長い年月の間に、老化色素をつくりだすので、ビタミンE不足は老化の進行を早めることになります。

若々しさを保っていくためには、ビタミンEを積極的に摂っていきましょう。

 

ビタミンEを過剰摂取するとどうなるの?

脂溶性のビタミンの中では摂り過ぎの心配はそれほどないビタミンです。上限量700~800mg。

アメリカの科学アカデミーでは、大量摂取で血がかたまりにくくなったという研究結果も報告されています。

 

ビタミンAとビタミンCとの連携作用で効果が増える

ビタミンEの摂取の目安は、成人男性7.0mg、成人女性で6.5mgとされています(日本人の食事摂取基準)

ビタミンAとビタミンCと一緒に摂取することが重要です。ビタミンEは活性酸素を除去した時に、自らが参加しますが、βカロテンは参加したビタミンEを元に戻し、再び抗酸化作用を発揮するように作用するからです。

できるだけ食事の時にあわせて摂るようにしましょう。

 

サプリメントは「天然」ビタミンEにしょう

ビタミンEには「天然」「天然型」「合成」の3つのサプリメントがあります。植物油から抽出した天然のビタミンEの1分子は繰り返して働き、1000個のフリーラジカル分子に対応。

それに対し「天然型」や「合成」のものは抗酸化作用にはほとんど無いので、ビタミンEとしては有効ではありません。

サプリメントを購入するときは種類の表示を必ず確認して、「天然ビタミンE」を購入するようにしましょう。ややこしい「天然型」ではありません、注意!

サプリメントと言えば、普通に青汁でよいのではと思います。生の野菜を粉砕しただけなので、一番安心できますよ。

 

青汁に含まれているビタミンEの含有量ランキング

次に青汁に含まれているビタミンEの含有量についてランキング形式でまとめました。

ビタミンEの量1位:サンスター健康道場「粉末青汁」

サンスター健康道場「粉末青汁」パッケージ

私がこれまで飲んできた青汁の中で一番おすすめするサンスター健康道場「粉末青汁」から見ていきます。

サンスター健康道場「粉末青汁」は国産野菜5種類だけ入った、完全無添加の青汁です。他社は3gに対し、1袋10gも入っているので約3倍の量の青汁を毎日摂ることができます。

外箱裏側の右上にある栄養表示の欄を確認すると、ビタミンEが表記されていません。どうしても気になったので、メールでの問い合わせで確認してみました。

問い合わせの結果、通信販売お客様センター担当の方から返信がありました。

「粉末青汁」に、ビタミンEの分析値ではありますが、0.37mg含まれています。

※分析値につきましては、あくまでも1つの分析例として考えて下さい。

参考:サンスター健康道場「粉末青汁」質問メールの回答

選ばれた国産野菜5種類が入っているだけあって、0.37mgという青汁にしては比較的多い量のビタミンEが含まれていました。また1袋10g入っていて、他社より約3倍多いというのも含有量が多い理由の一つです。

アンチエイジング対策に有効、現在どの栄養素を調べても「粉末青汁」が一番です。やはりサンスター健康道場「粉末青汁」は改めて、すごいなと感じました。

ビタミンEの量2位:ファンケル「本搾り青汁ベーシック」:

ファンケル「本搾り青汁ベーシック」パッケージ側面の栄養成分表示

ファンケル「本搾り青汁ベーシック」は、野菜だけ見ると国産ケール1種類だけ入った青汁です。ケール以外に食物繊維2種類とオリゴ糖が追加されているので、完全無添加ではありません。

緑黄色野菜不足の方、食物繊維を積極的に摂りたい方向けの青汁です。そのファンケル「本搾り青汁ベーシック」のパッケージ側面に栄養成分表示があります。そこにビタミンEも記載されています。

含有量の幅が広いので難しいのですが、0.20mgだと2位0.73mgだと1位になります。なぜこれだけ幅があるのかはわかりませんが、青汁にしてはビタミンEの含有量が多い方ではあります。

ただ青汁にビタミンEを求めるのはなかなか難しいですね。野菜中心の飲み物で、果物が入っていないのがその理由です。ビタミンEについては、食事や果物などで摂るようにしましょう。

 

ビタミンEの量3位:ユニマットリケン「有機栽培の青汁」

ユニマットリケン「有機栽培の青汁」外箱側面の栄養成分表示

ユニマットリケン「有機栽培の青汁」は、国産の有機大麦若葉だけが入った青汁です。オーガニックであり、完全無添加であり、コスパが高い青汁です。

その「有機栽培の青汁」のパッケージ側面に栄養成分が書かれています(上の写真参照)。その中にビタミンEについても表記されていました。

野菜にはもともとビタミンEは少ないので少量だけしか入っていません。青汁だけでビタミンEを補うのは難しいのですが、どのメーカーも少しずつ入っているのがわかります。

ビタミンEの量4位:マイケアの「ふるさと青汁」

マイケアの「ふるさと青汁」は明日葉を中心とした青汁。葉以外に、切っても次の日には生えてくると言われている茎や根までも含まれています。

その「ふるさと青汁」のパッケージ側面にビタミンEの栄養成分も書かれています。

この表示は90gと1箱分の量が書かれているので、1袋3g毎に計算してみました。

元々、野菜にはビタミンEが少ないので、このよう分量になりますね。

 

ビタミンEの量5位:国産有機青汁「四重奏」

プロスペリティ有機青汁「四重奏」原材料名

プロスペリティの国産有機青汁「四重奏」、4種類の有機野菜だけが入った完全無添加青汁です。

もし1袋3g以上入っていれば1位にしたかもしれないほど、素晴らしい青汁です。有機野菜の原産地(都道府県)まで書かれているので安心です。

「四重奏」の外箱裏側に、栄養成分表示があり、そこにビタミンEも書かれていました。

※ビタミンE=私たちの体で作用するのはα-トコフェロールです。

少しの量ではありますが、ビタミンEが含まれているのがわかります。

 

ビタミンEの量6位:三ツ星青汁レストラン「極選青汁」

「三ツ星青汁レストラン極選青汁」1袋

三ツ星青汁レストラン「極選青汁」は、色々入っている中に一部だけ有機青汁を含んでいるのでJASマークが付いています。

ただし、原材料名を見ると、一番多いのが有機アガベイヌリンなので、野菜というよりは食物繊維が添加され多く含まれているのがわかります。

その三ツ星青汁レストラン「極選青汁」のビタミンEを見てみました。

カリウムに続いて表記がありません。食物繊維が含まれていて、表記や説明文を見ても食物繊維について多く書かれているので、野菜不足解消というよりは食物繊維を摂りたい方向けの青汁だと言えます。

 

1袋あたりのビタミンE含有量まとめ

1位 サンスター健康道場「粉末青汁」 0.37mg(1袋10gあたり)
2位 ファンケル「本搾り青汁ベーシック」 0.20~0.73mg (1袋4.5gあたり)
3位 ユニマットリケン「有機栽培の青汁」 0.19mg(1袋3gあたり)
4位 マイケア「ふるさと青汁」 0.132mg(1袋3gあたり)
5位 国産有機青汁「四重奏」 0.12mg(1袋3gあたり)
6位  三ツ星青汁レストラン「極選青汁」 表記無し

日本人の食事基準によると、ビタミンEは成人男性7.0mg、成人女性6.5mgを必要としています。

青汁の中ではサンスター健康道場「粉末青汁」が0.37mg。ファンケル「本搾り青汁ベーシック」が0.20~0.73mgと2位(値の幅が広いので)。

青汁は栄養素は総合的にみて多いのですが、ビタミンEは少ないことがわかりました何杯も青汁を飲んでも1日のビタミンE摂取量に追いつかないですね。

青汁は野菜を中心とした飲み物で、果物は入っていないですからね。リンゴなどに含まれる酵素にはビタミンCを壊す作用があるので、一緒に入れていないのかもしれません

普段は玄米やナッツ類、カボチャなどの食事から摂っていくようにしましょう。どうしても青汁からも摂りたいのであれば、サンスター健康道場「粉末青汁」が最も多いので、普段のビタミンEの足しになるかもしれません。

-栄養成分で比較ランキング
-, ,