1杯の青汁(1袋分)でどれだけの野菜を摂ることができるのか?野菜不足を解消するために青汁を飲み始めようと考えている方にはとても気になることの一つです。
これについては各青汁メーカーが公式に発表しているのを参考にするしかありません。
しかし、公表しているということはその青汁メーカーは多くの野菜を使っていますし、自信の現れでもあります。
実際に野菜の摂取量で調べてみると、今のところ4つの通販会社しか公表されていませんでした。
今回は1杯の青汁(1袋分)で野菜が摂れる順にランキング形式でまとめました。野菜不足の方は参考にしてみてください。
青汁だけでは野菜不足は解消できないことを知っておこう
青汁を飲むと野菜不足が解消されると思っている方もいるかもしれませんが、あくまでも青汁は補助食品になります。
毎日3食の食事で野菜を多く摂ることが重要。大人の1日の野菜の摂取量は350gです。まずはこれを目標に摂っていきましょう。
1日350gを摂り続けることはどうしても摂るのが難しいので、それにプラスして青汁を摂ると、野菜+青汁で野菜不足が解消できるのです。
より詳しくは下の2記事にまとめているので、先に知っておくことが重要です。
「野菜は1日5品目食べよう」という内容を書いています▼
参考:1日に野菜5皿350gを目標に意識して摂るようにしよう
1日350gの中でも緑黄色野菜も重要であることを書いています▼
参考:1日に必要な野菜の摂取量は緑黄色野菜120gを含む種類が重要
1位:サンスター健康道場「粉末青汁」
サンスター健康道場シリーズの「粉末青汁」は1袋に10gの粉末が入っています。他社は3gだけなので、約3倍以上の量が入っていることになります。実際に飲んでみると超濃厚です。
野菜はケール、大麦若葉、明日葉、ブロッコリー、モロヘイヤの5種類の完全無添加なので、1袋で野菜を100g摂ることができます。
- サンスター「粉末青汁」1袋の野菜の摂取量:100g
健康日本21調べでは、日本人の1日の野菜摂取量は350g必要。その内ほとんどの方は270~280gは食事の中で野菜を摂ることができますが、毎日約73g不足しています。
サンスター「粉末青汁」は100g摂れるので問題なくクリアすることができます。しかも野菜の種類を見ると緑黄色野菜だけで100gというのがわかります。
もちろん日常から野菜を意識して摂ることは重要なので、それを踏まえて粉末青汁をプラスするようにしましょう。私は定期購入しています。
参照:サンスター健康道場「粉末青汁」野菜の成分と飲んでみた感想
2位:サンスター健康道場「おいしい青汁」
同じくサンスター健康道場シリーズの「おいしい青汁」が2位。
青汁を飲み続けたいけど、青汁独特の葉っぱの味が苦手な方向けに作られています。粉末状ではなく缶に入っているのも特徴。
野菜はブロッコリー、セロリ、キャベツ、ケール、ほうれん草など。飲みやすくりんごとレモンの果物で甘さを出して野菜ジュースのように仕上げています。
「おいしい青汁」は1缶で95gの野菜を摂ることができます。
- サンスター「おいしい青汁」:1袋の野菜の摂取量:95g
これも日本人が不足している73gを十分にクリアできます。もし青汁の味が好きなら1位の「粉末青汁」をおすすめしますが、もし苦手なら「おいしい青汁」を飲むようにしましょう。
気になる点と言えばクチナシ色素という添加物が入っていること、無添加が良いという方は1位の粉末青汁の方をおすすめします。
3位:森永製菓「おいしい青汁」
森永製菓「おいしい青汁」。青汁ではありますが、野菜ジュース的な味でとても飲みやすいです。
パックなので粉末を溶かしたりする必要はありませんが、冷蔵庫にかさばります。
この森永製菓「おいしい青汁」には野菜を65g摂ることができると書かれています。
- 森永「おいしい青汁」1袋の野菜の摂取量:65g
他の青汁は野菜の種類を見ると緑黄色野菜であることが明確なのですが、この「おいしい青汁」は野菜以外に果物も入っているので、緑黄色野菜というよりは野菜の量が65gという意味なので注意しましょう。
それでも1日に必要な350gの内、65gを摂れるということがわかっているので、当然野菜不足の解消にはなります。
どちらかと言うとこの「おいしい青汁」は便秘解消の方向けに作られています。
4位:ファンケル「一食分のケール青汁」
重要:名称が「本搾り青汁ベーシック」から「一食分のケール青汁」に変更になりました。
ファンケルはたくさんの青汁を販売していますが、その中でも「本搾り青汁ベーシック」が買いやすく一般的です。
その「本搾り青汁ベーシック」には、「1本で1食分の緑黄色野菜」と書かれています。
より細かく見ると、緑黄色野菜120gの1食分というのがわかります。1日に朝昼晩の3食するので、120gを3で割った40gの緑黄色野菜が摂れるということがわかります。
- ファンケル「一食分のケール青汁」1袋の野菜の摂取量:40g
野菜の中でも緑黄色野菜を摂る方が難しいので、それが40g摂れるというのがいいですね。
ただ「本搾り青汁ベーシック」には野菜がケールしか入っていないので、栄養成分のトータルバランスという意味では少し物足りないと思います。
着色料や食塩、保存料、香料に限定すると無添加です。
次点:サンスター健康道場「緑でサラナ」
1位となったサンスター健康道場「粉末青汁」と同じシリーズの「緑でサラナ」。青汁でもあり、野菜ジュースでもあります。
「緑でサラナ」はコレステロールが高い方向けの特定保健用食品(トクホ)です。なので次点にしています。
コレステロールを下げることをメインとしていますが、野菜も当然豊富に含まれています。
- サンスター「緑でサラナ」1袋の野菜の摂取量:105g
特徴としては粉末タイプではなく缶なので、30日分まとめて買うと冷蔵庫に一杯、かさばるというのがあります。また、すでにドリンクになっているので、価格が粉末タイプよりは高めになっています。
現在コレステロールが高く、かつ野菜をバランスよく取っていきたい方には最適な青汁(野菜ジュース)だと思います。青汁が苦手な方にも飲みやすいですよ。
まとめ:1杯分に含まれている野菜の量
1位 | サンスター健康道場「粉末青汁」 | 100g |
2位 | サンスター健康道場「おいしい青汁」 | 95g |
3位 | 森永製菓「おいしい青汁」 | 65g |
4位 | ファンケル「本搾り青汁ベーシック」 | 40g |
サンスターの健康道場シリーズが1位と2位になりました。1杯に含まれている野菜の量が違いますね。
しかも野菜の種類も豊富なので栄養バランスもとれています。おすすめは迷わず「粉末青汁」、続けられる価格でもあります。
ただし青汁の味がどうしても苦手な方はサンスター「おいしい青汁」にしましょう。