伊藤園健康体が販売している「イチョウ葉青汁」を飲んでみました。
この青汁は日常生活で見聞きした情報を覚えたり、思い出す力をサポートするという「機能性表示食品」です。
機能性表示食品が入っているのが大きな特徴ですが、別の視点からも栄養価の高い青汁であることがわかりました。
伊藤園健康体「イチョウ葉青汁」の原材料目や野菜の種類、飲んでみた感想をご紹介します。
「イチョウ葉青汁」の原材料、内容量、特徴
「イチョウ葉青汁」の原材料名、内容量、特徴をまとめてみました。
原材料名
原材料を見てみると、青汁の野菜以外に飲みやすく工夫されているのがわかります。
この中の脱脂粉乳、乳糖、乳たんぱく質は粉ミルクの成分が使われています。最近大人向けの栄養が入った粉ミルク「大人の粉ミルク」が販売されていて高齢者にとても人気です。これと同じ考え方になのがわかります。
青汁+大人の粉ミルクを合体させたのが、この「イチョウ葉青汁」ですね。
この粉ミルクが赤ちゃんでも成長できるほど栄養価が高いということに目をつけ、最近さらに大人向けにさらに栄養価を高めた大人向け粉ミルクが販売されているのです。
イチョウ葉青汁の原材料名をみて、年齢の高い方向けに販売されている青汁だなと感じました。
その他の成分を見ると、ケール、大麦若葉が入っています。また、機能性表示食品として思い出す力をサポートするというイチョウ葉が入っています。
イチョウ葉由来のフラボノイド配糖体(19.2mg)、イチョウ葉由来テルペンラクトン(4.9mg)が含まれています。
これらは認知機能の一部である記憶力(日常生活で見聞きした情報、言葉、物のイメージ、位置情報を覚え、思い出す力)をサポートする機能があることが報告されています。
参考:「イチョウ葉青汁」パッケージより
ケール、大麦若葉、イチョウ葉はどれも国産素材になっています。
内容量
- 1袋あたり11g
基本的に青汁は3gが一般的ですが、この青汁は粉ミルク成分が入っているので、11gもあります。
手に持つと1袋の量が多いのがよくわかります(上の写真参照)。
栄養成分表示・1本(11g)あたり
- エネルギー:40kcal
- たんぱく質:2.5g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物:7.6g
- 糖質:7.1g
- 食物繊維:0.2~1g
- 食塩相当量:0~0.13g
- カリウム:63~253mg
- ビタミンK:13~55μg
この中で特出すべきことはカリウム です。63〜253mgという大きな幅がありますが、
ナトリウムを排出し高血圧を防ぐ役目があるカリウム が多いのは、高血圧症の方にも向いていると思います。
参考:青汁にはカリウムがどれぐらい含まれているか、含有量で比較ランキング
イチョウ葉青汁を飲んでみた感想・口コミ
飲む前にまず粉末を見てみると、これまで飲んできた青汁と比べても緑色が薄く黄緑色と白色が混ざっていることがわかります。
これは粉ミルク成分が入っているのも関係しているのかもしれません。
説明の通りに180mlのお湯に混ぜて飲んでみました。見た目も薄い緑色と白いクリーミーな色が混ざっています。
飲んだ直後はまろやかさがありますが、その後急にすごい後味が来ます。「にっ、苦い!」
これまで飲んできた青汁の中で最も苦い味でした。これは予想外でした。それは黒糖や脱脂粉乳などが加えられているので、自分の中で飲みやすくなっているのだろうと予想していたからです。
最初は脱脂粉乳らしさ、ミルクらしいまろやかさがありますが、後からのイチョウ葉エキスが残る感じですね。
私は大麦若葉とケールの味は飲み比べをしているのでよくわかっています。ということはこの苦味の後味はイチョウ葉又はスピルリナなのだろうというのがわかります。
もしかして今スーパーフードとして話題である藻類のスピルリナの味かもしれません。
舌に苦味が残るので、最後に水かお茶を飲むようにしましょう。
牛乳や豆乳に入れるとよりまろやかになるということが書かれていましたが、この苦味をカバーするには毎回牛乳で飲むのが良いかと思いました。
まとめ
予想外に苦味を感じた伊藤園健康体「イチョウ葉青汁」ですが、それだけイチョウ葉やスピルリナが濃い味なのでしょう。
イチョウ葉は思い出す力をサポートする「機能性表示食品」として使われています。最近ではロッテのガムでもイチョウ葉が使われたガムが登場したりして人気、いろいろな商品で見かけます。
このイチョウ葉やスピルリナの栄養価以外に、粉ミルク+青汁という高栄養価の飲み物が完成しています。
これはこれから年齢を重ねていくために欠かせない毎日の補助飲料として最適なのではと感じました。