青汁は市販のものを購入するだけではありません。家の冷蔵庫にある野菜を使って、自分でミキサーやジューサーなどで、青汁ジュースを作るのもオススメです。
しかし、全ての野菜を使っては良いとは限りません。野菜には色々な成分があり、普通に食べるのは問題ありませんが、ジュースにするには向かない野菜や、混ぜると危険な成分があるので注意しましょう。
今回は家庭で手作り青汁を作るにあたって、飲んではいけない青汁、注意点を3つご紹介します。
1.青汁に人参を混ぜてはいけない
人参に含まれている酵素には、ビタミンCを壊す作用があります。生のまま他の野菜と混ぜてしまうと、その野菜のビタミンCを壊してしまうことになります。
人参の他には、果物のリンゴも同様の酵素があります。注意しましょう。市販の青汁には確かに人参は入っていませんね。
ただし、酢やレモンを入れるとこの酵素の働きを抑制することができるので、どうしても生の人参をまぜて青汁野菜ジュースを作る場合は、酢やレモンを混ぜるようにしましょう。
2.ほうれん草の青汁は絶対にダメ
緑黄色の代表と言えばほうれん草です。ほうれん草は栄養がたっぷりで、冷蔵庫によく入っています。その為、青汁に入れてしまいがちですが、絶対に入れてはいけません。
その理由は、シュウ酸という成分が、肝臓結石や腎臓結石などの結石という病気の原因になるからです。
毎日たくさんの量を取り続ける青汁には、ほうれん草は向かない青汁と言えます。葉物なのでついつい取りがちですが注意しましょう。
ただし、シュウ酸は水に溶けやすいので、お湯でゆがいてから調理して食べる分には問題ありません。確かに料理して食べるときはゆがくのが基本ですね。
ほうれん草は青汁にはしないで、食事に使いましょう。そうすると体づくりに役立てます。同じくモロヘイヤもシュウ酸が含まれているので注意して下さい。
3.折角栄養があるのにも関わらず、飲みにくい野菜がある
野菜の中には優れた栄養を持っているものがたくさんあります。しかし、せっかく栄養価が高い野菜でも、青汁にすると飲みにくい野菜があります。それらを幾つかまとめてみます。
にら
にらにはビタミンやミネラルが豊富です。ビタミン+ミネラルと言えば青汁ですからね。一見良さそうに見えます。
その他、香り成分の硫化アリルなどに血行促進作用もあります。ますます使いたくなりますが…。
しかし、においと刺激が強すぎて、飲み辛い味になってしまいます。
クレソン
クレソンの苦みや香り成分には、利尿、解熱、食欲増進効果があります。抗がん作用もある物質も含まれているので、採りたい野菜のですが…。
これも同じくにおいがきつかったり、刺激が強く飲みづらい青地になっています。
また、部屋中が青臭さで充満してしまうという残念な点もあります。
にらやクレソンは飲みづらさなどがあるものの、体にはとても良い野菜です。実際に自分で作ってみて試してみて下さい。
苦みや青臭さ、刺激などは個人差があるので、何とも思わない方もいるかもしれません。
そういう方には、ぜひ青汁メニューに入れてみて下さい。飲みづらいさなどがあるだけで栄養価の高いものなので、一度試してみることをオススメします。
まとめ
せっかくの栄養が他の野菜と混ぜることでなくなってしまうもの、結石になるもの、そして栄養価が高いけど飲みにくい野菜があるということをご紹介しました。
せっかく健康を維持したいのに別の病気になっていては問題ですからね。特にほうれん草や人参、モロヘイヤを入れるのは諦めましょう。
ただ、サンスターの健康道場「粉末青汁」には、モロヘイヤが含まれています。栄養価が高くバランスが良いので、毎日続けていくにはオススメの青汁。私も継続しています。
この健康道場「粉末青汁」には1袋の分量が10gも入っています(他社は3g)。これだけでも一日に必要な野菜を摂取できまし、5種類の国産野菜だけで青汁が作られています。完全無添加なので安全です。
他社よりも少し高そうに見えますが、分量が約3倍近く入っている、完全無添加であることを考えると、結果的にコスパが高い青汁です。