お酒を飲む機会が多いという方は食生活が偏りがちです。サラリーマンの方は特に毎日飲みに行かれる方も多いと思います。人づきあいが大切だからという理由があるのでしょう。
そういう方には、お酒のカロリー(エネルギー)を知ること、肝臓をいたわるためにも食べ物やおつまみも考えていく必要があります。
今回は各お酒のカロリー、肝臓を守るために必要なこと、アルコールの注意点についてご紹介します。
お酒のカロリー(エネルギー)
お酒にも当然カロリー(エネルギー)があります。焼酎やウィスキーにもあるので、どれだけのカロリーなのかを知っておくようにしましょう。
カロリー(エネルギー) | アルコールの目安 | アルコール度数 | |
ビール | 202kcal | 中瓶1本(500ml) | 4~5% |
日本酒 | 196kcal | 1合(180ml) | 15% |
ワイン | 175kcal | グラス2杯(240ml) | 12% |
ウイスキー | 135kcal | ダブル1杯(60ml) | 40% |
焼酎 | 127kcal | 0.5合(90ml) | 25% |
カロリーの多い順に並べました。ビールや日本酒が多いのはよく知られていますが、焼酎やウイスキーも少量でカロリーが多いのがわかります。
もし焼酎やウイスキー、ワインの量を飲み過ぎた場合は、カロリーが逆転することもあり得ますね。
ご存知の方も多いと思いますが、健康に悪影響を与えないお酒の適量は、純アルコール摂取量として1日20gと言われています(個人差あり)。
肝臓を労わる食事を選ぼう
肝臓は「沈黙の臓器」と言われています。全く自覚症状が無いまま症状(障害)が進行していくこともあるので注意が必要です。
毎日飲みに行くという方は特に、肝臓をいたわる食事を選びましょう。
- おつまみは揚げ物だけでなく、野菜や海藻、大豆製品を選ぼう
- おつまみを食べてから飲むようにしよう
- 濃いお酒は水やお湯で割るようにしよう
- ゆっくり飲む、一口ごとにグラスを置くようにしよう
肝臓を酷使するのではなく間隔を置くように食事やお酒を飲むようにすることを心がけましょう。
食事は野菜や海藻類、大豆製品を選ぶのを意識しましょう。ただし、漬物は野菜中心なので低カロリーではあるのですが、塩分が多いので注意しましょう。
1日に必要な野菜の摂取量は350g。毎日健康にいるためには野菜を意識しておくことも必要です。どうしても摂れないという方は青汁を毎日飲むというのがおすすめです。
私は青汁(サンスター健康道場「粉末青汁」)を継続したことで、風邪もひかずに健康を維持できています。特に40代の方はより意識するよう、心がけて下さい。
お酒のアルコールはご飯代わり
お酒のアルコールはご飯代わりだと思っておきましょう。飲み過ぎた分、ごはんの量を減らすことでカロリー(エネルギー)の調節が可能です。
お酒≒ご飯だとすると、必要なのはその他の栄養素になります。特に外食で飲みに行くと、ビタミン、ミネラル、食物繊維の摂取量が減りがちです。
お酒のお供に、野菜を中心にしたおかずやおつまみを選び、バランスのよい食生活を意識しましょう。
飲んだ後のラーメンが美味しく感じる理由とは?
余談ですが、飲みに行った帰りにラーメンが食べたくなる理由はなぜなのでしょう?
その理由は、アルコール摂取により体が変化していることが原因です。
- 体が脱水状態になる→お酒を飲むと水分が欲しくなる
- 電解質(ナトリウム)の排出が増える→塩分が欲しくなる
- 代謝の変化による一時的な低血糖→炭水化物が欲しくなる
お酒を飲むことで、ラーメンが食べたくなる理由は以上の体の変化からくるものです。
ただ、ラーメンは美味しく感じますが、エネルギーや塩分の摂り過ぎで高血圧や肥満に繋がってしまうので、できるだけやめるようにしましょう。
お酒を毎日飲みたいけど健康を維持したい方は青汁を継続しよう
「おつまみや食事には野菜を中心に選びましょう」と書きましたが、それでも野菜の量が足りません。また、お酒を飲むと自ずと塩分過多になりがちです。
これを毎日続けていると高血圧や悪玉コレステロール、中性脂肪になってしまいます。
それを防ぐためには、青汁を毎日飲み続けることで解消されます。もちろん野菜を多く摂るのがベストですが、日によって偏りがちなので、青汁を継続することで健康や体重を維持できるのです。
青汁をおすすめする理由は、野菜の摂取量350gを維持できるのと、塩分を摂り過ぎた時に必要なカリウムが多く含まれているからです。
例えば私が続けているサンスター健康道場「粉末青汁」だと、1日に必要な350gの内100gを青汁で摂ることができます。また、カリウムが青汁の中で最も多く含まれているので、塩分過多の方には効果的ですよ。
カリウムは高血圧を下げる効果があり、血圧を正常に保ちます。また肝臓の老廃物の排出を促す作用もあります。
青汁はその日だけ飲むのでは無く毎日飲み続けることが重要なので、毎朝の1杯、或いは職場の1杯(粉末なので携帯できる)を習慣化させると継続できますよ。
気になるのは価格ですが1日200円前後です。毎日飲んでるコーヒーや飲み屋での注文を一品減らすだけで、十分に続けていくことができますよ。健康を持続させるためにも始めてみることをおすすめします。