大麦若葉とは、麦の穂が出る前の若葉のことを言います。若葉を生で食べると繊維質が多く栄養分がなかなか消化吸収できません。その為生食用ではありません。
ではジューサーで青汁にして飲めば良いかというと、生で食べるよりはマシですが、酵素が出てきて、せっかくの栄養素を分解してしまいます。
栄養素を損なうことなく、大麦若葉の栄養を最大限に吸収できる方法が見つかりました。それは常温のまま、大麦若葉のジュースそのものを乾燥粉末化させるという画期的な方法でした。
乾燥粉末化の次には、新技術でほとんど常温のまま瞬間乾燥させることに成功します。これが現在、一般で販売されている大麦若葉の青汁です。
酵素は水分がなければ働くことはできないので、栄養素がそのまま残り、体内に吸収しやすい粉末による青汁ができあがりました
大麦若葉の効果
抗酸化物質や抗がん作用が注目され、青汁の原材料として使われるようになりました。
大麦若葉には非常に強い抗酸化物質が含まれていて、活性酸素を除去して動脈硬化を予防したり、体内の発がん性物質を除去したり、傷ついた遺伝子のがん化を抑制することがわかっています。
他にも、大麦若葉を摂るとストレス性の胃潰瘍や十二指腸瘍に効果があることや、腫れや痛みにもたらす炎症の抑制、体内のコレステロールの低下や血糖値の低下、血管を丈夫にするなどの健康への効果があることがわかってきました。
大麦若葉は手に入りにくいが、青汁には多く含まれている
大麦若葉はそのまま食べるのが難しいということもあり、なかなか流通していません。
スーパーでは手に入りにくいものとなっていますが、青汁に含まれていることが多いので、健康診断でひっかりやすい方は、大麦若葉入りの青汁を飲んでいくのが良さそうです。
青汁で摂ると、健康維持はもちろん、がんや病気予防、老化予防にも効果的です。私は現在大麦若葉が入っているサンスター健康道場「粉末青汁」を定期で飲んでいますが、ここ1年全く風邪を引かなくなりました。これだけでも効果を実感しています。
大麦若葉とほうれん草の比較
栄養価の高い野菜であるほうれん草と比較してみてました。
大麦若葉 | ほうれん草 | |
カリウム | 2,200mg | 690mg |
カルシウム | 500mg | 49mg |
マグネシウム | 190mg | 69mg |
ビタミンA | 17,500μg | 4200μg |
ビタミンE | 7.7mg | 2.6mg |
ビタミンB1 | 0.80mg | 0.11mg |
ビタミンB2 | 2.03mg | 0.20mg |
ビタミンC | 117mg | 35mg |
食物繊維 | 47.2mg | 2.8g |
明日葉やケールなどは食物繊維が特に豊富ですが、それに対し大麦若葉は食物繊維は少しだけしか入っていません。しかし、それ以外の栄養価がどれもダントツで高いのです。
ここまで栄養価の高い野菜を私は初めて見ました。青汁は大麦若葉が入っているものを選びたいところですね。
ただ、青汁と言えば食物繊維なので、大麦若葉1種類だけの青汁よりは、他の野菜も、例えば明日葉やケール、桑の葉などが入っている青汁を選ぶとかなりのバランスの良い栄養価になります。
ダントツで栄養価の高い大麦若葉が入っていて、食物繊維が豊富な明日葉、ケール、桑の葉などが入っている青汁を選ぶとなると、やはりサンスター健康道場「粉末青汁」に行きつきます。
原材料に大麦若葉が入っている青汁
原材料に大麦若葉が入っている青汁をまとめました。栄養成分表もそれぞれ載っているので比較して確認して下さい。
どれにしようか迷ったら野菜だけしか入っていないのに食物繊維が最も豊富なサンスター健康道場「粉末青汁」でOKです。
- サンスター:健康道場「粉末青汁」(5種類の野菜:完全無添加:イチオシ!)
- プロスペリティ有機青汁「四重奏」(1種類の野菜)
- マイケア「ふるさと青汁」(野菜や難消化性デキストリンなど)
- 三ツ星青汁レストラン極選青汁(他の野菜など色々)